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中西進先生の万葉みらい塾
(己斐小学校 多目的教室にて)
全国の小中学校の子どもたちに万葉集の魅力を伝えたい!そんな目的で日本全国で出前授業を
してくださることになった奈良県立万葉文化館館長の中西進先生。さて,己斐小学校の子どもたち
はどんな学びをしたでしょうか。
穏やかなほほえみで優しく語りかけてくださる中西先生。子どもたちはお話が始まるとすぐに中西先生のことが大好きになりました。一人一人の名前を確かめては優しく呼びかけてくださる。一人一人を子どもとしてでなく,人として大切にして下さる・・・きっと万葉集の中にもこんな人間の優しさや温かさがあふれているに違いない。そんな期待感に子どもたちはぐんぐんとお話の中に吸い込まれていきました。
現代語とは,まったくちがう発音や意味を持つ万葉のことば。中西先生が一つ一つの言葉の意味をていねいに解説してくださり,全員でなんども繰り返し唱えているうちに,万葉の遠いときが現代に蘇ったように,心にしみてきます。
「最初はむずかしくて,よくわからないだろう。」と思っていたのに,「なんだかもっともっと万葉集の歌を覚えてみたくなった。」よいものは時を越えて人々の心に働きかけるのです。
いよいよお別れの時がやってきました。何だか名残惜しい。
最後に子どもたちから中西先生へ贈りもの
『21世紀のきみたちへ』という歌を全員で歌いました。そして,玄関でお見送り。
「こんなに温かくしてもらってうれしいなー。」と中西先生にも喜んでいただきました。
さあ,みなさんも 万葉人の心の歌にふれてみませんか?
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